肌はお金をかけずに綺麗にすることは可能です。しかも簡単です。ただ、「化粧品に」お金をかけないということで、普段の食生活や生活環境にはお金をかけていく必要があります。逆に「美肌にいい」「ニキビケア」などいう化粧品は金輪際使用する必要がなくなるため、人によっては大幅な節約が望めるかもしれません。むしろ、化粧品は肌を綺麗にしたり、何かを治したりということができないので、その決別の意を込めて是非最後までご覧いただければと思います。

肌荒れ・ニキビは化粧品では治らない

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化粧品の広告や商品パッケージには一言も「ニキビを治す」とは書かれていません。書いてあるモノがあればそれは薬事法違反になります。

薬剤師の方が調合したものでなければ、医薬品でもない化粧品は、そのような効果・効能を記載することが禁止されています。医薬部外品も医薬品ではありませんので、結局同じです。さらに、そういった治療効果がある成分は総じて配合量が規制されており、「医薬品成分」などと書かれていても、それは広告として表示するために配合した程度であるため実際に効果があるかは不明です。

そもそも炎症やニキビというのは嫌気性菌であり、空気から遮断されてしまうと菌がさらに繁殖し、症状を悪化させてしまうことがあります。乳液やクリームなど油分系はもってのほかですが、他の化粧品も塗るべきではありません。ニキビや肌荒れなど皮膚炎の症状で病院へ行き、化粧品が処方される、なんてバカなことはありませんよね。いつの間にか私たちは化粧品に様々なことを期待するようになってしまう不思議がありますが、道具に頼らず、症状が出たらすぐに病院・皮膚科に行くことを推奨します。

「何もしない」が美肌の秘訣

肌荒れ・ニキビを治す方法は「病院へ行くこと」です。ニキビなら保険を適用し、おおよそ1,000円程度で治療してくれます。何度も繰り返しになりますが、化粧品で症状が治ることはありません。症状がおさまったら、次は「何もしない」ことに徹しましょう。化粧品とは肌をきれいに「する」ものではなく、きれいに「見せる」ものです。肌がきれいな方は総じて「何もしてないよ」と言いますが、あれは本当に何もしていないのです。

肌は多少乾燥している方がいい?という記事で以前解説していますが、肌というのは適度な乾燥状態を保つことで肌代謝(ターンオーバー)が行われていきます。肌に何か塗られた状態であると、自然な細胞分裂・新陳代謝を邪魔することになりいつまでも古い細胞が残り続けることになるのです。これが肌荒れやニキビ、くすみやシミの正体です。安全と言われるオーガニックコスメやホホバオイルなども基本的には同じことです。塗れば塗るほど代謝を遅らせ、また肌の潤いを保つ保湿膜を破壊していきます。化粧品に含まれる界面活性剤は保湿膜を破壊する天才で、この保湿膜は壊されると再生に3日以上かかってしまいます。つまり、この3日間は必ず肌が乾燥するため、多くの人が耐えきれず化粧品を肌に塗ってしまうのです。

肌が乾燥すれば化粧品を使い、その化粧品が乾燥を起こす原因で、使えば使うほどターンオーバーは遅れていく、それが肌荒れ・ニキビ・乾燥肌・シミ・くすみと繋がっていくのです。

肌断食が肌を強くする

厳密に言うと、肌荒れやニキビを治すためには病院に行かなければならないためお金がかかります。ただその後は非常にシンプルで、ただ化粧品を使わないだけです(これが辛いんですけどね)。肌荒れやニキビというのはほとんどの場合、何もしなくても自然に治ってしまうため多くの方が軽視している傾向にあります。しかしこれらも立派な皮膚病です。それが故に「ニキビ跡」や「大人ニキビ」など深く・長い悩みとなっているケースが多いと思いませんか。

どうしても乾燥に耐えきれない場合はワセリンを使用し、それでも肌荒れやニキビ、乾燥肌が続くようでしたら次の記事を参照してみてください。

>>肌断食&ワセリンでも肌荒れ・ニキビが治らないのはなぜ?