肌は新陳代謝によって、細胞が剥がれ落ちることがシグナルとなり、新な細胞が生まれます。簡単に言うと、「適度に肌が乾燥することでターンオーバーが行われる」ということです。逆に細胞が剥がれ落ちないと、次の細胞が生まれません。細胞が生まれてこないということは、肌表面は古い角質で覆われていることになり、雑菌も繁殖しやすく、ターンオーバー周期がどんどん後ろになってしまうのです。ではこの細胞が剥がれ落ちるものを阻害しているものは何でしょう。剥がれ落ちる、というのは物理的にそれを抑制しているものがあるということです。そうです、化粧品です。

化粧品が肌トラブルの原因?

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化粧品には「必ず」界面活性剤やポリマーなど毒性の成分が配合されています。毒性は少なければいいのではなく、「無い」ことがいいので、少しでも入っていればそれは肌トラブルの原因になります。また、毒性は未開拓なもの(植物エキスなど)や、毒性が無くても肌に影響を与えるもの(ヒアルロン酸やコラーゲン)があるので、判定結果だけでは分からないこともあります。何を言いたいかというと、「化粧品は毒性が少ないものを使ってください」ではなく、「化粧品は使わないでください」ということです。

→ヒアルロン酸・コラーゲンは肌では肌を保湿することはできない

肌の保湿膜を壊す化粧品

肌を守っているのは、肌の表面にある保湿膜です。この保湿膜が壊れてしまうことが肌トラブルの大きな原因です。そしてこの保湿膜は化粧品の成分に非常に弱い性質を持っていて、化粧品を使っている方の肌は、ほとんど保湿膜が存在していません。従って、化粧品を使わないと肌が乾燥するという異常事態に苦しんでいる方がたくさんいらっしゃるのです。秋冬の乾燥が近づくと、その乾燥を外気のせいにしてしまいますが、実はその化粧品が乾燥の原因なのです。

ただ化粧品は油分やポリマーなどで肌をツルツルに見せる力はあります。それは化粧品のメリットでもあるので、全否定はしませんが、これによって保湿膜が一度壊れると、修復に3日以上かかるので、化粧品に依存せざるを得なくなるのです。どうしても化粧品を使いたい方は、土日やまとまった休みの日には、たとえ肌が乾燥しても肌には何も塗らない、という意思が必要です。肌の乾燥は普通のことであり、それは新陳代謝に絶対必要不可欠なものなのです。

乾燥しても、粉が噴いても、肌が荒れても、それを上から押さえつける化粧品が改善に向かわせてくれることはありません。

あるとしたら、それは傷薬などの軟膏だけです。軟膏の原理は、化粧品と同じく界面活性剤を使用して肌組織を破壊し、内部の炎症に医薬品成分を届けることです。これは乾燥やそれに伴う肌トラブル以上に、「傷を治す」ということの方が優先度が高いから使用するのです。セラミドも、「加齢によって失う」と言われていますが、失いません。それは化粧品を使用している人が多いためその統計が出ているだけで、セラミドは自然な肌代謝の中で誰でも作られる成分です。

化粧品をやめても肌がきれいにならない理由

肌は自然の代謝の中で作られますが、その代謝活動や栄養を運ぶ体内のケアは必要です。

化粧品をやめたのに全く肌がきれいにならない!!

と思ったら体内、特に腸内ケアを心がけてください。腸は血液を造成する大事な内臓器官であり、血液は肌に栄養を届ける大事な「美容液」です。体内で活性酸素や悪臭成分(インドール・スカトール・硫化水素など)を造成させる肉・魚・酒・乳製品・脂質・糖分は極力避け、活性酸素の発生を抑え腸内改善につとめる発酵食品(乳酸菌)・食物繊維・ビタミン類の摂取を心がけましょう。肌は外から何かを塗ることで美しくなることはありません。肌は必ず内側で作られるものだということは常に意識しながら改善に努めていってください。