アトピーというのは皮膚炎、つまり病気です。従って、病院で処方されたもの以外を自己判断で購入するのは極めて危険です。

唯一使ってもいいと言われているのはワセリン。これは不純物となるような成分が含まれておらず、また耐水性や雑菌の侵入を防ぐため、天然の絆創膏のような働きがあるため安全なのです。しかしこれもアトピーを「治す」ものではなく、清潔に維持するためのものです。これ以外のもの、具体的には「敏感肌用」「アトピー用」と書かれた化粧品やクリームはその根拠も不明確で、また多くの場合、肌の雑菌の侵入を防いでくれる保湿膜を壊す界面活性剤が配合されています。

「アトピー専用」なんて化粧品は使っちゃダメ

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「アトピー用」というのは「アレルギー用」と書かれているくらい幅広のものです。また「敏感肌用」についても同じで、正直何をもって「アトピー用」と言っているのかわかりません。商品名やパッケージ・広告の雰囲気で選定することは極めて危険で、他人に効果があるものが自分に効果があるとは限りません。使わないことが最も対策となりますが、どうしても使いたいのであれば、せめて成分や効果・効能について調べる努力はするべきでしょう。またこの世に「アトピーを治す」という化粧品や商品はありません。そもそも化粧品はそのような改善・治癒といった効能を持つものではく、薬事法上もその表現を禁止しています。多くの場合「アトピーに効果がある」「アトピーに届く」など言葉巧みにそれを連想させるように売られています。繰り返しになりますが、アトピーを治すにはまず病院に行きましょう。そしてそれが繰り返されるようであれば次のようなことが考えられます。

繰り返されるアトピーの原因

アトピーは持病のような性質を持ち、治っても治っても、季節が変わるごとに繰り返されたり、体調を崩したタイミングで復活したりします。普段からできるだけ肌を清潔に保つことが大切で、その予防として使えるのはアトピー専用の化粧品やクリームではなく、ワセリンのみです。アトピーや敏感肌、アレルギー体質の患者が増えのはここ数年のことです。そしてその大きな原因は食生活にあるといいます。考えれば至極当然のことではありますが、肌を作っているのは化粧品やクリームではなく、私たちが口に入れた食事の栄養分です。

食生活の変化・食の欧米化・孤食・外食産業の発展などによって、和食の摂取が著しく減少しました。和食は、油ではなく水を使った調理法が多く、また塩分控えめで食物繊維や発酵食品(乳酸菌)が豊富な食文化で、非常に肌にとって優しいのです。プラセンタより乳酸菌が肌にいい理由でも解説していますが、この成分(乳酸菌・食物繊維)の不足、また油分や肉類・乳製品の過剰摂取が、アトピー・アレルギー・肌荒れ・敏感肌・乾燥肌などの肌トラブルを引き起こす大きな原因なのです。特に油(サラダ油やマーガリンなど)の摂取による体への害はアトピーに限らず深刻のようです。

アトピーという言葉自体も昔は存在せず、現代病の一種です。歴史が浅い分、医者も患者を薬漬けにすることができて、ドクターズコスメなども飛ぶように売れたそうです。確かに原因は一つではないにしても、このように内面に隠された原因を決して公表してくれません。どうしても繰り返されるアトピーに悩まれている方は、コンサルタントを雇ってでも食生活の改善に取り組んでみた方がいいかもしれません。