乾燥肌とは、肌内部の保湿成分が不足しミイラ化していることを言います。脂性肌・混合肌と比べると、肌の防御指数が著しく低いとされていて、雑菌や紫外線の影響を非常に受けやすい肌質です。皮膚が一枚一枚ペラペラとめくれてしまっているため、肌内部の水分が溜め込まれず、外に水分が蒸発していってしまうためオイリー肌より症状としては深刻です。

多くの方が陥りやすいミスは、乳液やクリームなどの保湿系化粧品にその全てを期待してしまうこと。決して自分の食生活やその化粧品に問題があることを疑いません。ここでは本当の乾燥肌の原因とその対策法を解説します。

乾燥肌の真の原因

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乾燥肌の原因は2つあります。肌に直接塗る化粧品と、体の内側に影響する食生活です。

化粧品

化粧品で肌がきれいになることは100%ないでもお話ししていますが、化粧品は肌を乾燥させる天才的な道具です。

皆さんが信じて疑わない「保湿」の代名詞であるヒアルロン酸やコラーゲンは粒子が非常に大きく、肌に浸透されることはまずありません(粒子を細かくしたスーパーヒアルロン酸や、加水分解コラーゲンなど色々出てきたそうですが、どれも同じです)。人間はミミズのように皮膚呼吸ではないので、肌に何かを塗ってそれが浸透するなどまずあり得ないからです。水を手ですくってそれが手の中に吸収されることはありませんよね?

ただ、それを可能にしてしまう化粧品成分があります。皮膚細胞を無理やり壊して浸透させる強烈な成分です。例えばアンチエイジング化粧品やアルコール成分が強い化粧品は肌に沁みたり、ヒリヒリしますよね。あればそういった役目を持っている成分をたくさん含んで、無理矢理皮膚に届かせるように仕組まれているんです。効果はあるかもしれませんが、そんなことを毎日していたら、「スキンケア」という根本が崩れます。

加えてヒアルロン酸やコラーゲンは乾燥させると粉末状になります。つまり、肌に塗ってしばらく経つと、ベビーパウダーのように肌に滞留し乾燥させる凶器に変わるのです。

食生活

アレルギーやアトピー、乾燥肌の患者が急に増えた理由は、外で遊べる場所がなくなったとか、子供がゲームばかりしてるからとか、そんな理由ではありません。

ほぼ間違いなく食生活が原因だと言われています。

具体的には洋食文化の伝来によって、食物繊維乳酸菌類が不足し、日本人の多くが便秘になったからだといいます。化粧品を使わず美しくなる本当の食生活でも解説していますが、便秘になると、栄養素を全く含まない血液が出来上がってしまうため、皮膚にハリやツヤがなくなり栄養が回ってこなくなるのです。ここに加えて化粧品というで乾燥を増長させてしまうためいつまでたっても治らず、「自分は乾燥肌なんだ」と諦めてしまうのです。乾燥肌は肌質ではなく「病気」です。あたかも自分の個性のように美化した言い方ですが、生活環境の怠慢と毒の塗りたくりが大きな原因なのです。

乾燥肌を治す

乾燥肌を治すには、化粧品を止め、和食(特に発酵食品や食物繊維)中心の食生活に変更することです。

ただ、これはあくまで理想論です。乾燥肌の方がいきなり化粧品をやめれば肌はさらに乾燥し、外には出れないということにもなりかねません。そうした時はワセリンを薄く米粒大程度取って顔に広げれば問題ありません。多少ベタつきを感じるかもしれませんが我慢してください。

ワセリンは白ワセリンを準備してください。ワセリンは病院で処方され、やけど治療でも用いられる非常に安全な油ですので安心してください。楽天やAmazonで1年分を400円ほどの爆安で手に入るので化粧品なんか買うより相当安く抑えられます。化粧品に頼っていた一時的な乾燥についてはワセリンで乗り切り、これと同時に食生活を改善していってください。

食生活の改善で特に重要な点は、に働きかける食材を多く取ることです。プラセンタより乳酸菌が美肌に効果的な理由で解説していますが、腸は造血(血液を生成する)という生命活動において非常に重要な役目を担っています。腸の改善なくして肌をきれいにする、乾燥肌を治すということはあり得ないと心得ましょう。

乾燥肌を治したければ受身体質から脱却すること

こうした化粧品を使わないやり方を、俗に「肌断食」なんて言ったりもしますが、この肌断食に挫折してしまう方や一方的に否定する方は、「ただ化粧品を止めただけ」である場合が多く、食の改善という肌荒れや乾燥の原因を正しく理解していない印象を持ちます。私たちの体は100%口に入れた食事によって構成されています。それがいつの間にか、顔だけは化粧品によって構成されていると勘違いしてしまうようになります。とても不思議です。

むしろ顔は脳にも近く、より食や生活環境、内側の内臓器官が影響していると理解すべきではないでしょうか。化粧品に頼らず、真の原因を究明し「本当のスキンケア」を実践し乾燥肌を改善していきましょう。