タバコが肌に悪いと言われる理由は、体の中でタバコの成分を分解するのにビタミンCを大量に使用するためです。

タバコが与える影響はそれこそ無数にあるため、付随的なことを含めるとこれが全てではありませんが、タバコを止めれば無駄なビタミン消費・体の負担をなくすことができます。しかしビタミンというのは体内で摂り溜め(貯蓄)ができない成分であり、毎日摂取しなければなりません。また活性酸素を生み出すのはタバコだけではなく、酒や脂質を多く含んだ肉・魚・揚げ物など、食事による面も大きいと言います。

何が言いたいかというと、タバコを吸わなくても自分の生活環境が欠陥だらけであれば、それは肌も綺麗になるわけがないということです。

禁煙に意味が無いということではありません

tabaco

①タバコを吸っている状態とは、マイナスの状態です。
②タバコを吸っていない状態とは、0(ゼロ)の状態です。
③タバコを吸わず、スキンケアや食事にも気を遣っている人はプラスの状態です。

つまり、タバコを止めたら肌が綺麗になるのではないのです。

タバコも吸って、生活も怠慢な方は奈落からのスタートになりますので、タバコ以外の点も改善が必要になります。

「禁煙」ということに対し、非常に大きな期待をしている方が多い印象を受けますが、タバコを吸わない人でも肌の悩みを抱えている方はたくさんいらっしゃいます(むしろ女性だとそっちの方が多いかも)。

しかし、タバコに含まれるタールニコチンは血液をドロドロにし、体内の腐敗・酸化を早める活性酸素を生み出します。そしてビタミンCを非喫煙者よりも多く使用するため、慢性的なビタミン不足になります。

ニキビ・肌荒れ・脚気・めまい・貧血など、肌トラブル以外の面でも危険を伴いやすくなるのです。確かに禁煙によって「肌」という目に見える点での効果は少ないかもしれませんが、それ以外の場所で「確実に」私たちの体へメリットを与えるものですから、希望を捨てずに、またこれを機に生活を改めるのもいいでしょう。

⇒内側美容で肌を整える方法

1ヶ月では禁煙効果は出ない

肌代謝(ターンオーバー)という人間の皮膚の脱皮周期は、約1ヶ月と言われています。ただ、単純に1ヶ月で効果が現れるかというとそうではありません。まず、普段から化粧品なり喫煙なりを行っている方の肌はターンオーバーが狂いに狂っていますので、テキスト通りの代謝が行われることはまずありません。

→化粧品が原因~あなたのターンオーバーが狂いまくっている原因

さらに、肌は血液によって各細胞に栄養が運ばれツヤ・ハリ・潤いを満たすものです。しかしタバコを止めた瞬間から血液がサラサラになり、栄養が届けられるようになるという夢のようなことはありません。血液は腸内で生成され、清潔な腸を作るのに1ヶ月、そこから体中の血液が丸々入れ替わるのに3ヶ月を要します。1ヶ月というのは到底無理な話となります。

→化粧品を使わず美肌を手にいれる腸内改善のための食生活とは?

無煙生活を手に入れてください

結論を言うと、タバコは肌に悪いです。

ただ説明の通り、あなたの肌が汚い原因はタバコだけではないことがほとんどなので、その改善を無視してタバコだけを止めてもほとんど意味がありません。また経験上、肌のことだけを考えた禁煙はモチベーションとして非常に低いため、確実に挫折します。もっと具体的で、強い欲求のもと禁煙に取り組んでみてください。

どうして綺麗になりたいの?
どうしてタバコをやめる必要があるの?

この理由を「もう出ない!」というところまで紙に書き起こしてみると、タバコがやめたくてやめたくてしょうがなくなります。タバコの害を知り、綺麗になりたい動機を自分の中で確実なものにしてください。禁煙外来などでよく使われている手法ですので、実践してみましょう。