女性の肌荒れやニキビ、シミ、くすみ、シワなどの肌トラブルの原因の多くは内臓器官の不良によるものです。そしてその内臓器官がどのように健康を維持しているのかといえば、100%食事です。人間は何も食べずに生きていくことはできません。肌トラブルの原因を「ホルモンバランスの崩れ」という抽象的な表現で片付けられることも多いのですが、やはり規則正しい食生活によって体の調子を整えている方は皆肌が美しいものです。

言い換えると、肌の不調は体内の不調を知らせてくれるものでもあります。望めばなんでも手に入ってしまう恵まれた時代だからこそ、道具(化粧品)で全て解決してしまう癖がついてしまい、肌がどうして荒れているのか、炎症を起こしているのか知ろうともせず、食生活を中心とする生活習慣については耳が痛いのか見て見ぬふりをしてしまいます。本当のスキンケアとは、基礎化粧品をせっせと塗ることではなく、体の内側を整えていくことなのです。

腸を整えると肌が綺麗になる理由

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肌がなぜイキイキと潤いをキープし、ハリやツヤを出しているのかというと、血液が通っているからです。血液は水分、栄養、酸素を運ぶ役目があり、この血液がドロドロになれば肌が曇ったり、くすみやシミの原因になります。栄養が行き届かなくなるので乾燥肌になったり、脂分を含んでいるとオイリーになったりします。ストップすれば当然死にも至ります。このように血液状態で肌の状態が決まってしまうため、上からベタベタ塗り込む化粧品で肌の調子を整えるという低次元のことでどうにかなる問題ではないのです。もし化粧品で肌が回復したというのであれば、それは「気のせい」です。

そしてこの血液を作り出す内臓器官が腸なのです。腸は「第二の脳」とも言われ、腸が成す役割は内臓器官の中でも非常に需要な位置付けにあり、言い換えると腸が不調だとあらゆる病気を引き起こしてしまうのです。具体的に腸の状態を悪化させてしまう要因は、腸に負担をかけてしまう食生活が頻繁に取り上げられます。詳しくは化粧品を使わず肌を綺麗にする本当の食生活で解説していますが、要は身の丈にあった食事ができていないということです。

食の欧米化によって、洋食やファーストフード、菓子パンやカップラーメンなど、食そのものを軽視する傾向になり、これまで(和食で)摂取することができていたビタミン乳酸菌食物繊維が圧倒的に不足してしまったのです。逆にこれらは日本人の細くて長いという特徴を持った腸に優しく、また腸内フローラ(善玉菌優勢の腸内)を作り出すことができる成分であったのです。

肌を綺麗にしたければ化粧品ではなく食を変える

肌を綺麗にしたいという欲求は、緊急性を伴うので「食生活の改善」という先の見えないことより、化粧品という肌に直接塗り込むものの方が確かに即効性があって精神的にも落ち着くことができます。もちろん化粧品そのものを否定するつもりはありません。なぜかというと、肌を綺麗に「見せる」ものだとわかっているからです。ですが多くの人が化粧品に対してより多くのことを期待して、肌を綺麗にする・肌荒れなどを治す万能薬のような期待をしてしまっているのです。

プラセンタより乳酸菌が美肌に効果的な理由でも解説していますが、今の肌の状態はそのまま体の内側の状態を表す鏡なのです。そのことを理解していれば、本当に緊急性を伴うのはどちらなのかわかるのではないでしょうか。