大人ニキビという言葉がありますが、これはいわゆる本当のニキビです。つまり対処しやすいニキビ。逆に思春期ニキビは、思春期のホルモンバランスが安定しない時期にできるニキビなので、こちらの方が対処しにくく比較的やっかいな存在です。

ですから、思春期ニキビが繰り返されるという場合は正直しょうがないかなと思いますが、大人ニキビが繰り返される場合は肌質うんぬんではなく、自分自身の生活環境が大きく影響している可能性が高いのです。症状が繰り返されると自暴自棄になり、親から授かった体そのものを責める傾向にありますが、人間の体は100%自分の口に入れた食事によって構成されます。化粧品を変えるのではなく、今の食生活を俯瞰する余裕が欲しいものです。

大人ニキビを作る食事

wine

百薬の長などと言われるお酒ですが、酒は体の中で活性酸素を生み出し、内側から酸化を進行させます。「酸化」とは「腐敗」を意味し、肌代謝を損なわせ、治る傷も治らなかったり、ニキビが繰り返しできたり、ターンオーバーがどんどん遅くなっていく原因を作ります。特に男女とも30歳を超えると、体内の酵素(活性酸素を除去してくれる成分)の分泌が減少していくため、ちょうどこの頃からシミやらシワやらと気になる方が増えてきます。お酒はほどほどに飲む分には構わないとされていますが、30歳を境にその「量」については見直してみることもスキンケアにおいては重要なことになります。

糖分

cake

ここでいう糖分はケーキやクッキー、生クリームなどの白砂糖のことを指します。「甘いものを食べ過ぎるとニキビができる」と言われている理由は、この白砂糖の体内への吸収スピードが異常だからです。白砂糖は、野菜や米などの糖分と違って、人間の体の中に取り込まれると、ほぼ100%がそのまま吸収されてしまいます。どうしても甘いものを食べたい時は、黒砂糖やメイプルシロップ、あるいはトウモロコシやサツマイモなど黄色の野菜の糖分は甘さも感じながら糖の吸収が穏やかな優れた食材です。

洋食

humbir

最も大きな原因がこの洋食です。繰り返される大人ニキビを金輪際おさらばしたいと思う場合、完全に和食にシフトできればそれは実現します。それくらい洋食というのは体を壊す天才なのです。理由は二つあります。

一つ目は、私たちが日本人だということ。

洋食というのは、肉・油・乳製品を中心とした非常にカロリーが高く消化に大きなエネルギーを必要とする食品です。これは胃腸が太くて短く強靭なアメリカ人だから可能なのです。その強靭な内臓器官をもってしても体臭がきつかったり肌が汚いアメリカ人が目立ちます。それくらい消化が難しいのが洋食なのです。日本人の腸は世界的にも細くて長いのが特徴で、加えて体臭は非常に少ないことで有名です。それなのに最近では加齢臭やらスメハラなんて言葉が「急に」現れたと思いませんか?大人ニキビだけでなく、体臭についてもこの食事が大きく影響しているのです。

二つ目は、肥満と便秘です。

洋食が太りやすいと言われている理由は、栄養の偏りが著しいからなのです。人間の体が「お腹いっぱい」と感じるのは、胃がパンパンに膨れた時か、各栄養素が必要分摂取できた時です。洋食ではどうしても栄養の偏りが起こりやすく、いくら食べてもお腹いっぱいにならないのです。これによって肥満は進み、洋食で摂取することができない食物繊維や乳酸菌類が不足し便秘になるのです。

今や日本人の70%近くが便秘と言われています。便秘の怖いところは、腐敗物が腸内で残り続けることです。プラセンタより乳酸菌が美肌に効く理由でも解説しましたが、腸は造血を担っているため、腸に腐ったものが放置されている状況(宿便)は美肌を保つ上で絶対に防がなければならないことです。内側が腐っていれば化粧品なんていくら変えても意味がないのはお分かり頂けると思います。

まとめ

大人ニキビが本来のニキビ、思春期ニキビが例外

大人ニキビの方が原因は明らか、食生活の改善で対処可能

化粧品はニキビを治すものではない

大人ニキビを作る悪い食べ物は酒、白砂糖、洋食

大人ニキビを根治したければ化粧品ではなく食事を変える

和食・発酵食品で腸を整えることが賢いスキンケア